きものに入れる家紋の数は、5つ紋、3つ紋、1つ紋の3種類があります。
家紋の数が多いほど、格が高くなります。
家紋の位置は、背縫いの箇所に1つ、両方の袖に各1つ、両方の胸の位置に各1つ入ります。
5つ紋は、第一礼装の着物に入れます。
その場合は、必ず染め抜きで家紋を入れます。
第一礼装の着物には、黒留袖や喪服などがあります。
喪服などの家紋の入れ方ですが、
喪服を作る場合は、母方の家紋、嫁ぎ先の家紋どちらを入れるのかという疑問がありますが、
つくるタイミングなどで決めるといいでしょう。
結婚する前につくる場合は、自分の家の家紋もしくはお母様の喪服についている家紋を入れるパターンがあります。
嫁いでから何年も経ってからつくる場合は、嫁ぎ先の家紋を入れる方がいいでしょう。
大昔は、結婚する前に必ず用意していたのでお金をだしてつくったところの(家の)家紋を入れます。
万が一、離婚しても持って帰ることができます。このようにどちら側がつくったかの印づけの意味合いが強いようです。
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